チャラ男を愛した私~実話~《不倫の果て》
「慎太郎、亜矢ちゃんとは仕事だけの繋がりじゃないよね?
不倫でしょお?

隠さなくていいから白状しちゃいな?」


ドキッ!!



見抜かれてる……。

さすが、人生経験豊富な彩さんだ。


だてに修羅場を潜り抜けてないや…。


「バレたか。さすが彩ちゃんだな。
付き合ってるよ。
なっ?亜矢。」


私の肩を抱き寄せた。


「やっぱりね…。
奥さん、気付いてるの?」


彩さんが、核心に迫る。


「あいつは、まだ気付いてないよ。」



ドクン…ドクン……


「亜矢ちゃん…辛くない?正直に言っちゃいな?
私だけにでも喋っていいよ?
ここには、親も、友達も、慎太郎の奥さんもいないんだから、本音言っていいよ?」



彩さん………。



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