チャラ男を愛した私~実話~《不倫の果て》
「正直………辛いです。誰にも言えなくて……奥さんの影に脅えて……好きな時に逢えなくて……。一度……別れたんです……私達…。
でも…すぐ後悔して……。
馬鹿ですよね?私。臼井さんじゃなきゃ……ダメなんです……。だから…だから……。」


涙が、溢れて止まらなくなってた。


おしぼりで拭っても、拭っても次々溢れてきて……言葉にならない……。


「亜矢……。ごめんな?」


そう言って、臼井さんが私を優しく抱きしめた。


「辛いよね…亜矢ちゃん。私も経験したから分かるよ?
好きなのに、それ以上進めなくて…。
普通なら言える我が儘も変に我慢して…いつの間にか、ミョーに物分かりのいい女になっててさ?」

言葉も無く、私は何度も頷いた。


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