チャラ男を愛した私~実話~《不倫の果て》
散々、泣いて飲んで、歌って、私達は店を出た。


まだまだ賑わっている飲み屋街。


ふと見ると、道端でアクセの店が有った。


「亜矢、見て行くか?」


突然の誘いに少しビックリしたけど、「いいよ。」と返事した。


その店は、ただ道にセッティングしただけの、何処にでも有る店だった。


「亜矢、何がいい?あんま、高いの買ってやれないけど…」

「臼井さん……。」

臼井さんが、私の肩を抱き寄せた。



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