イジワル王子とお姫様
「びっ…病気つーか…かなり重傷だよな。幼稚園の頃から、トリップしてたとは…」


「嘘だぁ~。私、気絶なんかしてないもん」


大笑いするナツキくんをポカポカ叩くと、彼はそんな私を避けながら、片手で私の両手を押さえつけた


「もぉ…やだ」


「やだ…?」


ナツキくんは目を細め、笑ってそっと私に顔を寄せる


次の瞬間、自分のかぶってるキャップを私の前にかざし…


ナツキくんと私の顔を、杏や銃士くん、通路側の人から見えないようにした
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