天国に近い場所
「だって現実に戻ったら、意味ないから」

「え?」

「現実に戻ったら…お前とは簡単に会えねえんだよ」


???




「どうゆうこと…?」



龍美は少し遠くを見つめてから、ゆっくりと口を開いた…






「現実のお前は、どこに住んでる?」

「え?私?私は…――――」


っっ!



な…に?

家の住所を言おうとしたら、声が出ない…

どうして??





「な?ここに来た人間は、自分の住んでる場所を口に出して言えないんだよ」

「……どうして?」
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