天国に近い場所
私は龍美がかけてくれたバスタオルでちゃんと体を拭き、タオルを体に巻いてソファーでタバコを吸いながら、お姉ちゃんと電話で話している龍美に近づいた。




「…はい……ああ、そうですか?わかりました。じゃあ、あと30分後に伺いますんで」



伺う?


「はい。失礼します」


龍美は携帯を耳から離し、通話ボタンを消した。





「お姉ちゃん‥なんだって?」

「早く服着替えろ。これからお前ん家行くぞ」

「え!?」

「お前の姉ちゃんが、俺に会いたいつーから…今から挨拶がてら、おいでだってさ」
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