天国に近い場所
私は車のマンドルを握って車を運転する龍美の姿を見て、ドキドキしていた…

やっぱ重症だ。




「携帯番号とアドレス教えて」

「あ、そっか」


私はコートのポケットから、携帯を取り出す。





「私が送ればいい?」

「いや、貸して」


龍美は私の携帯を奪い取り、勝手にいろいろといじっていた。




人の携帯を・・(汗)


でも、龍美だったらいいや。



私はさっき自動販売機で買った、ミルクティーを一口飲む。





「ん‥」

「!」


龍美は私の携帯を私の膝にポンッと投げ、缶コーヒーを飲んだ。
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