天国に近い場所
「・・・」

「しかも、お前はなんだかんだ強いじゃん。さっきだってあいつらに文句言おうとしてた夏莉を止めてさ…『全然気にしてません』って顔してたじゃん」

「み、見てたの?」


のぞき見!?



「見てたよ、車から。でも志乃がああゆう顔したから、ちょっと安心した」

「安心?」

「普通、高校生のガキだったら、あんなふうな状況になったら、隣にいる自分のダチに『助けてほしい』とか『かばってほしい』とか思うのが普通じゃん。なのにお前はツンとして、夏莉を止めてたじゃん。強い女だなって思ったよ」
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