爆暴走
「―――付いた。」



いつの間にか、その場所には着いていたよう。




「あ、有難うございます。」


運転手さん、よく見てなかったけど有難う。



「いいえ」



冷たい声。



―――隆吾?



危うく、そう呼ぶぐらい。



似ていた。




顔じゃない、声。



決して似てるとは想わないけど、雰囲気。



誰にも寄せ付けないオーラが、このヒトにもあった。




「何してる、行くぞ。」



「うん…、」





いつか、会えるよね。




< 131 / 166 >

この作品をシェア

pagetop