ガラスの靴
「枝梨奈なんかあったの?
なんだか調子悪そうだよ」

この一言で、やっぱり愛美は私の1番の理解者だって実感した。



「ううん何もないよ。
ただ、愛美の声が聞きたくなってさ」


何かあった訳でもないけど、私の心は悲鳴をあげている。



それに愛美は、気づいてくれた。


それが嬉しくて、しかたなかった。


会いたいな……愛美に。
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