トラックで輝く君を
なんか、緊張してるみたい。



「あの…そらちゃん?」



「あ、はい!」



「…クスクス。
はじめまして、私も西高校陸上部マネージャーの佐藤蜜菜っていいます!
同じ一年だから、敬語いらない!一緒に頑張ろう!」



「うん!よかった!
一年のマネさんいたんだね!
蜜菜ちゃん!あとでメアド交換とかしよう?」



「もちろん!」





私とそらちゃんはすぐに仲良くなれた。





「おはようございます。」


「おはよう、みっつ-な♪」





やってきたのは、
健人先輩と後藤先輩だ。
二人ともとても眠そう。





「おはようございます。
荷物は中央玄関に置いて待っててください。バス、もう少しで来るらしいので。」





今日はアクシデントがあって、バスの到着が遅れてる。

運転手の人が急に熱を出して、代理の人がいたはずなんだけど…すっかり忘れてたらしく、朝寝坊したんだとか。



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