トラックで輝く君を

───……‥


「あ、ヤツハシ!」



私は水族館に着くと、目の前の水槽に飛び付いた。

涼ちゃんが、あとからやれやれといった感じでついてくる。



「八橋?」

「あれ!」

「…あれ、マンタだろ。」

「違うよ~。私のベッドにいるぬいぐるみ。ヤツハシ!」

「俺、たまに蜜菜は小学生じゃないかって思う…。」

「なんで!?」



涼ちゃんは呆れ顔。



確かに、見た目より子供っぽいねとは言われますけど!



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