トラックで輝く君を
「なんか俺、3年が引退するっていう感じ全然しないんだけど。」
ドキッ
そう言ったのは…
鈴木涼平、短距離専門。
最近、私が妙に意識しちゃってる1年男子。
意識しちゃう理由はちゃんとあるんだけどね。まだ、誰にも言っていない。
「そうかもね。」
話が途切れないように、私は相づちを打つ。すると、他の子も話に加わった。
「3年とはあんまり一緒に練習してないもんな。」
と、まさくん。
「確かにね。でも、これで新しい代になって、私たちももっと質のいい練習たくさん出来るわ!」
と智美。…ひどいな、それ。
「でもさ、やっぱ人数は減るしちょっと寂しいな。」
と拓馬。
「そうだよね。」
と私が続く。
話はけっこう盛り上がって、この大会を期にみんなすごく仲良くなった。
と思う。
ドキッ
そう言ったのは…
鈴木涼平、短距離専門。
最近、私が妙に意識しちゃってる1年男子。
意識しちゃう理由はちゃんとあるんだけどね。まだ、誰にも言っていない。
「そうかもね。」
話が途切れないように、私は相づちを打つ。すると、他の子も話に加わった。
「3年とはあんまり一緒に練習してないもんな。」
と、まさくん。
「確かにね。でも、これで新しい代になって、私たちももっと質のいい練習たくさん出来るわ!」
と智美。…ひどいな、それ。
「でもさ、やっぱ人数は減るしちょっと寂しいな。」
と拓馬。
「そうだよね。」
と私が続く。
話はけっこう盛り上がって、この大会を期にみんなすごく仲良くなった。
と思う。