トラックで輝く君を
ところで…
「あの、健人先輩?」
帰り道、隣をせかせかと歩く健人先輩をのぞき見る。
日がのびてきているから、整った顔が良く見える。
飯村部長も、かなりカッコいいと思っていたけど…新部長の健人先輩もカッコいいんだね。
「なんだ?」
「西スポーツセンターってどこにあるんですか?」
「行ったことないか。じゃあ俺と行くか。」
「俺も一緒に行く!」
後藤先輩が、健人先輩の肩を勢い良く掴んで言った。
「は?お前いつもギリギリで来るじゃねーか。俺、そゆの無理だから。」
「大丈夫!あわせる!」
健人先輩は、なおも後藤先輩のことを訝しむ目で見ている。
仲良しなのに…
いや、仲良しだからなの?
基本的に冷たいというか、ひどいよね、お互いに。
「あの、健人先輩?」
帰り道、隣をせかせかと歩く健人先輩をのぞき見る。
日がのびてきているから、整った顔が良く見える。
飯村部長も、かなりカッコいいと思っていたけど…新部長の健人先輩もカッコいいんだね。
「なんだ?」
「西スポーツセンターってどこにあるんですか?」
「行ったことないか。じゃあ俺と行くか。」
「俺も一緒に行く!」
後藤先輩が、健人先輩の肩を勢い良く掴んで言った。
「は?お前いつもギリギリで来るじゃねーか。俺、そゆの無理だから。」
「大丈夫!あわせる!」
健人先輩は、なおも後藤先輩のことを訝しむ目で見ている。
仲良しなのに…
いや、仲良しだからなの?
基本的に冷たいというか、ひどいよね、お互いに。