【完全版】HIDE&SEEK-心と心のかくれんぼ-
「気良、なんやそのかわいー顔は。」



「可愛いっすかね?」



勇将先輩の目には私がどう映ってるから可愛いのかな。



「かわいーし!分かっとらんなぁほんま。」



勇将先輩が強引に顎をあげて、私に軽くキスした。



「むっ、ブラックコーヒーの味がする。」



「飲んだっすもん。」



「気良からノンシュガーのコーヒーの味がすると落ち着くな。」



勇将先輩はまたふんわり微笑んだ。



「そりゃどうも。」



私がそう言うと再び勇将先輩の唇がおりてきた。
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