ベンジャミンの窓辺で
「ただいま~」
家に戻る。
「あ、おかえり!どうだった!??てゆかこれ見て!」
「何?」
リビングにあがると何故か見覚えのある箱がいくつも置いてあった。
「やばいよ!西園寺グループの人が送ってきてくれたの!どれも超高いのばっかり!ヒール!!」
「…嘘…」
それは今日、西園寺があたしに見せてくれたたくさんの靴だった。
「ミウミウ!ディオール!これはグッチ!プラダに…いやー!ヴィトンまで!もうやばすだしまじっ」
きゃっきゃ言っている真衣。
(まさか…)
【ヒールあんまり好きじゃなくって、いいの全然持ってなくって…】
「あたしが…言ったから?」
「は?なんか言った?」
「…だめ!触らないで!触っちゃダメ!!」
「え?なんでよ?」
あたしは真衣が手にしていた靴をひったくる。
「返すの!全部返すの!ほらっ。ちゃんとしまって。なんで勝手に開けるのよ。あたし宛てだったでしょ?」
「ごめん~だってこんなものめったにお目にかかれないからさっ。でもなんで返すの?せっかくもらったのにさぁ」
「いいの、一足買ってもらったから」
「そうなの?」
「うん。早く手伝って」
あたしは出ていたヒールをすべて箱にしまった。
家に戻る。
「あ、おかえり!どうだった!??てゆかこれ見て!」
「何?」
リビングにあがると何故か見覚えのある箱がいくつも置いてあった。
「やばいよ!西園寺グループの人が送ってきてくれたの!どれも超高いのばっかり!ヒール!!」
「…嘘…」
それは今日、西園寺があたしに見せてくれたたくさんの靴だった。
「ミウミウ!ディオール!これはグッチ!プラダに…いやー!ヴィトンまで!もうやばすだしまじっ」
きゃっきゃ言っている真衣。
(まさか…)
【ヒールあんまり好きじゃなくって、いいの全然持ってなくって…】
「あたしが…言ったから?」
「は?なんか言った?」
「…だめ!触らないで!触っちゃダメ!!」
「え?なんでよ?」
あたしは真衣が手にしていた靴をひったくる。
「返すの!全部返すの!ほらっ。ちゃんとしまって。なんで勝手に開けるのよ。あたし宛てだったでしょ?」
「ごめん~だってこんなものめったにお目にかかれないからさっ。でもなんで返すの?せっかくもらったのにさぁ」
「いいの、一足買ってもらったから」
「そうなの?」
「うん。早く手伝って」
あたしは出ていたヒールをすべて箱にしまった。