ひと夏の恋~満月の夜から始まった28日間の奇蹟~
お互い口数が減ったのは、
過剰に意識してたからだろう。
インター近くのホテルに入っても、
緊張が解けずに、
しばらくソファに座って話をしていた。
「シャワー浴びておいでよ。」
俺の言葉に意を決した彼女は頷いて、
浴室に消えた。
彼女と入れ替わりにシャワーを浴びて、
自分の緊張を隠すかのように
「Hするのってかなりご無沙汰なんちゃうん?」
と彼女をからかってみる。