オトコ嫌いなあたしと、オンナ嫌いなあなた。【完結】
失礼男はわずかに眉を顰めながら、あのバカにしきったような笑みを浮かべた。


朝から超最低だ……


「やはりおまえはスカタンのアホだな。
俺の職業を考えれば判るだろう」


「そんなこと一言も聴いてません!
それに、昨夜あれだけ訊いても教えてくれなかったじゃない!!」


「やはりバカはバカか……与えられた情報の範囲内で自分の頭で分析し理解しようともしない。
おまえの頭はこし餡でも詰まってるのか?」


「あたしはアンパンマンか!!
そうじゃなくてただ必要あるコトを教えてって言ってるだけでしょうが!
あんただって相互理解って言葉は分かるでしょう!」


「おや、その意味はちゃんと正しく理解して使ってるか?
おまえと俺は理解し合えない。必要もない。以上だ」


「論点をすり替えるな!あたしはただ……」


そこまで怒鳴りあって、あたしは声が掠れた。


まったく!全然変わってないじゃないのよ!!


あたしは怒り心頭に発して、事務机の上にあるジャーからお湯を注ごうとカップを見つけて手に取った。
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