アライブ
『何だこの玉は?』
警察官が小さな黒い玉に気づいた瞬間、黒い玉から白い煙りが放出された。
『あっ、それ催涙弾やで。お前らも使ってたやろ?だからお返しやわ』
そう告げる四季神時也の姿は、みるみるうちに白い煙りに包まれ、次第に白い部屋に真っ白な煙りが充満した。
『ゴホッ、ゴホッ!!に…逃がすな…奴を…奴らを逃がすな!!ゴホッ、ゴホッ!!』
白い煙りが充満しきった白い部屋の中からは、警察官の咳とむせび声が響きわたった。
白い部屋は一瞬で真っ白な煙りに包まれた。
そして、数分後白い部屋の中の白い煙りが晴れるころ…白い部屋内には如月純一の亡きがらと警察官と黒ずくめたちの姿しかなかった。