アライブ
『キサマァ…。だが、まだこっちには多勢のFEEDの隊員がいる』
警察官がそう言うと、黒ずくめたちが四季神時也に向かって拳銃を構えた。
『わー、怖いわ。そんな多勢には勝たれへんで。ホンマHelp meやで』
そう言って四季神時也は、握っていた拳銃を床に落とし、両手を天高くあげた。
『ふん。勝てないことがわかって、負けを認めて命ごいか?』
今度は警察官が勝ち誇ったかのような笑みを浮かべた。
『そりゃあな、自分が一番可愛いもん。命ごいくらいするわいな…って、なーんてな』
命ごいをしていた四季神時也の態度が突然変わった。
その瞬間、白い部屋中に無数の小さな黒い玉が転がり込んできた。