アライブ


二人も側の岩影に隠れた。


『玲子…』


修二は未だに信じられない様子でいた。


『いい加減に目の前の現実を受け止めなや…はぁ…はぁ』


四季神時也はそう言いながら、拳銃に銃弾を詰めた。


ズキューン!!
ズキューン!!


橘玲子は岩陰に隠れる二人に向かって発砲してきた。


『一時は仲間やったかも知れへんけど、信じていいのは自分一人だけや。それがこの腐った世界のルールや!!』


四季神時也はそう言って、発砲するたびにチラチラ姿を見せる橘玲子に向かって発砲した。


ズキューン!!
ズキューン!!


ズキューン!!
ズキューン!!


洞窟内に銃声が響き渡った。



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