アライブ


そんな女子高生の目は生き生きとしていた。


『ダメだ…もう疲れた』


女子高生とは対照的に青年は苦手な絶叫マシンに乗り、ヘトヘトになっていた。


『次はアレにしようよ』


女子高生はそう言って、お化け屋敷を指差した。


『お、お化け屋敷か…』


青年は戸惑いを浮かべた。


『もしかして怖いとか?』


女子高生はニヤつきながら青年を見た。


『だ、大丈夫さ。行くぞ!!』


青年はそう言って、女子高生の手を取りお化け屋敷へと走った。


二人はお化け屋敷へと足を踏み入れた。


お化け屋敷に入った瞬間、奇妙な音と不気味な雰囲気が漂っていた。



< 436 / 470 >

この作品をシェア

pagetop