高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
バスは一面銀世界の山道を走る。

「綺麗だね。」


木々が凍りついて
神秘的な輝きを放つ。



大きな松の木がたっていた。


ところどころに
白い雪が乗っていて
まるでクリスマスツリーのようだ。



ポチも同じものを見ていた


「メリークリスマス」


私につぶやく・・・・


ポチと
お腹の中のポチの子供と
今年のメリークリスマス…


「来年は、三人でメリークリスマスか。
待ち遠しいような
寂しいような・・・・・」


そうだ。
来年の今頃は三人で
クリスマスなんだ・・・・・

そう思うと不思議な気分だった。
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