高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
村田は携帯を取り出した。

奥さんは遅れてるんだ



耳にあててから
しばらくすると
とろけそうな笑顔で向こう側の
道路を見ていた。


信号をにこやかに
携帯を耳にしながら走ってくる女性



村田の前で笑顔で
立ち止まる。



村田は女性の頭をクシャクシャとして
荷物を持ってあげた。


表情のクルクル変わる女性だった。
村田に何か話している。
笑顔が可愛い・・・
村田が肩を抱き寄せた。



そして二人は地下鉄の入口に
消えて行った。



「さよなら、主任・・・
主任も幸せにね・・・・」


少しほろ苦い
複雑な感情に
自分が驚いていた。


もうひとつの恋だったから・・・・・
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