高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
次の日けたたましくやってきたのは
両親たち。


「くみ~~間に合わなかったね。
ごめんね。
ママしばらくいるから。
産後が大事なんだからね。」


ママが私の頭を撫ぜてくれた。


「くみちゃん、ごめんね。
うちのバカ息子のせいで・・・・
辛い思いさせたね・・・」


ポチママが私の顔を
覗き込む。


父親たちは
複雑な顔で立っていた。



「コポチに会ってきた?」


「今、沐浴中だって~~
早く会いたいわ~~」


「今日から、授乳に来てるんだよ。
お風呂入ったら来るよ。」


ポチの姿がみえない。


「あれ?ポチは?」
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