高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
「なんかね、まだ名前が決まってないみたい。」


「え~だって産まれたら
発表するって言ってたのに?」


「それが、赤ちゃんの顔見たら
ピンとこなかったって
考えてた名前は却下だって
ずっと考えてるわ。
どっちみち私たちいると
うるさいからあとで来るって。」



「そうなの。」



「原田さん。赤ちゃん来ました。」


黄色い歓声に包まれて
コポチが登場した。


両親がわれ先にと
コポチに触れる。



幸せだね。コポチ・・・・・
パパはどんな名前を考えてるかな。



コポチはスヤスヤ眠っている。
< 380 / 485 >

この作品をシェア

pagetop