高校生ダ~リン~ポチクミの真面目な恋の物語~
俺は慌てて使い捨てのカメラを
買いに行った。


「男の方はね簡単なんです。」

衣装係の人がタキシードの
サイズを合わせて
俺は簡単に髪の毛を整えて
手袋をもたされた。



「素敵~~
まだずいぶん若いのかしら?」


「いえ・・そうでも・・・」


「スタイルもいいし
足も長いし、
モデルに頼んだみたいです。」


ほめられるのは
悪い気はしない。



「このカメラでテキトーに
写真写してもらえますか?」


衣装係に頼んで
立ち位置で打ち合わせをした。



「花嫁さま、お支度できました。」


俺は入口を見て
声をあげた。
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