桜華乱舞 〜蒼き月夜に永遠の誓いを〜



それにしても深影、だったな
(変態男と言い過ぎて名前を忘れた)



アイツは会った当初から変わった奴だった。



私の顔を見るなり妙な顔つきになったり、何かを隠すように笑ったり……



アイツは一体何を隠してる?





そんなことを考えていると隣から障子が開かれる音を耳にした。



誰か帰ってきたのか?




確か隣は………アイツの部屋ではないか!?



そう思った瞬間、私は身を起こしそっと障子を開けて顔を少し出してみた。



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