桜華乱舞 〜蒼き月夜に永遠の誓いを〜
私は一瞬何が起きたのか分からず目を丸くして深影のいる桜の木を見つめた。
すると、桜の花びらの山から「プハーーッ!!」と言って深影が顔を覗かせた。
「いっつぅ〜…、何すんだよ、このクソ坊主じじぃ!!」
深影は木にぶつかった頭を押さえて、お爺さんを指差しながら吠え出す。
すると
「たわけがッ!!
藤姫様の部屋に入る前には、必ず自らの名を言えといつも言っとるじゃろうが!!何回言わせれば覚えるんじゃッ!!」
とお爺さんがそんな深影に対し怒鳴り散らすと、一つため息をついた。
そんなお爺さんを思わず見下ろす私。
お爺さんのハゲ頭が太陽の光で輝く。
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