桜華乱舞 〜蒼き月夜に永遠の誓いを〜


「でも大丈夫!!深影は桜ちゃんの部屋に侵入して、寝込みを襲うようなことはしないから!!


たぶん・・・」



そのたぶんが一番不安なんだが;


まあいいか。
もしもアイツがこの部屋に来たら、髪の毛をむしってやる・・・




「ねぇ、そろそろ夕餉の時間だから一緒に食堂でご飯食べに行かない?」


そんなことを考えていると、音祢は小首を傾げて尋ねてきた。


「あぁ、そうだな。少しお腹も減ったし」



その提案に私は同意すると、音祢と共に食堂へと向かった。



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