桜華乱舞 〜蒼き月夜に永遠の誓いを〜



私は瞬時に危険なものを感じ、瞬時に後ろを振り返る。



その時、私の目の前にあったのは刀の剣先だった。





「お前・・・何者だ?」


刀を突きつけてる人物は暗くよく顔が見えないが、その低い声からして男だということが分かった。


「・・・」


私は無言でその男を睨み付ける。



「答えろ。」


脅すように刀を喉に定める男。



はぁ・・・
私はどうしてこうも面倒な事に巻き込まれるんだろう。


つくづく絡まれる自分が嫌になる



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