桜華乱舞 〜蒼き月夜に永遠の誓いを〜



仕方ない・・・


私は喉を定めている刀の刃を片手で強く掴んだ。


「ッ!!お前、何考えてるッ!?」


顔の様子は分からないが、どうやら驚いてるみたいだ。




私はそれでも顔の見えない相手を見据え続けた。



「・・こうでもしなきゃ刀を下ろさないだろう?」


「何・・?」



私が挑発するように言うと、さっきよりも声を低くして男は言った


その時、雲が晴れ月明かりが私たちを照らした。



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