桜華乱舞 〜蒼き月夜に永遠の誓いを〜
アイツ、狛って名前だったんだ。
まあ、流れ的には私を医務室に連れて行こうとした狛が途中深影に会って、眠っている私を医務室に連れて行けと無理やりコイツに押し付けたというとこか
「あぁ、あと藤姫様からの伝言で今日から俺と狛と音祢と神子さんで任務に行かなきゃなんねぇことになったから!!」
「あぁ・・って、は!?」
深影の急な発言に私は思わず声を荒げる。
なんだ、それ!?
そんなこと聞いてないぞ!!
「戸惑うのも無理ねぇよな。俺も最初はいきなりの任務で驚いたもんさ」
深影はうんうんと首を縦に振り、昔を懐かしむように言った。
あの藤姫様が任務を言い渡してるのか。
私は今のを聞いて、藤姫様の権力が相当な物なんだと改めて思い知らされた。
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