ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
「もう……大丈夫そうだな。熱はどうだ?」

その様子だともう平熱に近いかもしれない。
嬉しい反面、少しだけ寂しさを感じる。


「はい…さっき熱を計ったら微熱程度で。もう…大丈夫です。……本当にご迷惑おかけしてすみませんでした」

「そういう時は、ありがとうございました、だろ?……もっと甘えてくれ」

謝られると、距離を感じてしまう。余計なことをした気になってしまう。

そう微笑みかけると、桐島は戸惑いながらお礼を言い、じゃあ……、と口を開く。



「シャワー、浴びてもいいですか?」

汗かいちゃって、と言う桐島に思わずドキドキしてしまった。


そのセリフ、違うシチュエーションで聞けたらな…と再び邪な考えが頭をよぎる。


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