ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
桐島が上の空なんて珍しい…。

「いや…メシどうする?何が食いたい?」

「じゃあ……昨日食べたお粥…」

「そっか…。じゃあ、用意するから……そんな所突っ立ってないで早くこっち来いよ」

立って待っていたって洗濯が早く終わるわけでもない。桐島に声をかけると、はい…、と大人しくついて来た。




炊飯器に残っていたご飯で桐島のお粥を作る。
もう一回食いたいほど気に入ってくれるとは嬉しいかぎりだ。

チラッと桐島を見ると、リビングのソファーで大人しく待っている。


こうしてみると、まるで桐島と一緒に暮らしているみたいだ……。

夢のような錯覚に顔がにやける。


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