ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
そういうことならこっちも遠慮しない。結衣が望むなら、俺は喜んでそれに応えるだけだ。欲情を抑えるのはもうやめた。


「結衣、本気で言ってる?」

「え…は、はい……」

急に真剣な表情になった俺に、今度は結衣が少しビクついた。しかしそれに構うことなく、結衣の腕を掴み、もう一度聞いた。


「…本気?」

疑っているわけではないが、今まで何度も拒否されてきたため確認せずにはいられない。

じーっと見つめると、結衣が顔を赤くしながらコクリと頷いた。


思わず息を飲む。
徐々に身体を近付け、結衣の頬に手を添えた。

「本当にいいのか?やめるなら今のうちだぞ?」

じゃなきゃ、もう止められない。


「いいの…、大丈夫。……先生だから」

そう言って結衣は赤く染まった顔のまま少し微笑んで、俺のシャツをギュッと握った。


それが合図になったかのように、今まで我慢していた感情が溢れ出し、結衣の身体を強く引き寄せてその唇を荒々しく奪った。

「んっ…!!」

突然のキスに驚きで固まっている結衣を気遣うことなんて出来なくて、その身体をそのままソファーへ押し倒した。


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