ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
明け方。

まだ外は薄暗く、鳥のさえずりさえも聞こえない。

結衣はぐっすり……というか、ぐったりと寝ている。

結局、一晩中結衣を離すことができなくて、飽くことなく彼女を愛した。

そんなに激しくしたつもりはないが、加減したかと問われれば、自信を持って頷くことはできない。


至福に包まれながら、腕の中にいる結衣を見つめた。

ようやく、手に入れたんだ…。

熱を含んだ視線、柔らかな感触、自分に縋ってくるいじらしさ……昨夜のことを思い出すと、再び鎮まっていた熱が呼び起こされている。

まずい…洒落にならないくらい、はまりそうだ…。


結衣が目覚めるのを大人しく待つことなんて出来ず、シーツの上に流れる髪を指に絡ませ遊んだ。

もちろん、それで満足することはなく、額や頬に次々とキスを落とし、顎に手をかけ無防備な唇に口付けた。
が、……起きない。

その瞳が開かれる気配は一向にない。反応がないのはやはり寂しいもんだ……。でも無理やり起こすわけにはいかないだろう。しかも、疲れさせた張本人が。


少し身体を離してしまったためか、結衣が身じろぎしながら俺にすり寄ってきた。

おそらく寒いのだろう。結衣は冷え性で寒がりだ。日ごろから寒がっているのは知ってる。

俺が恋しいわけじゃないと分かっていても、その行動が嬉しくてたまらなかった。

< 353 / 479 >

この作品をシェア

pagetop