ダイスキ熱愛先生!~溺愛教師の不純!?な個人授業~
清川を散々馬鹿にしながらも内心は少し羨ましかった。

何だかんだ言っても、2人は同じ時間を過ごしている。俺には決して入り込めない…。

「年の差か…」

浮かれていた俺に再び現実が立ちはだかる。






「あら?三神先生、何かイヤなことでもありました?」

授業から帰ってきた大場先生が、おや?と覗き込んできた。


「いえ、別に…」

先程とはうって変わって、見事な落ち込みようだ。
なんという分かりやすさだろうか。


あらあら…、と大場先生の呟く声を聞きながら、ズドーンと机に突っ伏した。


< 94 / 479 >

この作品をシェア

pagetop