【完】先生と恋をしましょう!


まさに、空を飛んでるかのようで、その綺麗な光の近く、ガラスに張り付くように見入った。
最近、辛いことばっかりだったからなのか、わからないけど、心が奪われた。
もちろん、高層マンションじゃないからそんなに高い場所じゃないんだけどね。
でも、すごく素敵。



「気に入ったか?さあ、部屋へ行こう」


コツコツと、足音を響かせて部屋の前へ。
確かに、柊という表札がある。
ガチャ、その扉は迷いもなく開いて、私は其処へ足を踏み入れた。









「座っていて」


室内は、青系で揃えられていてまさに先生っぽいなあって思う。
特に、写真もないし、荷物が少ない。
整理整頓も、きちんとされていた。







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