君を何度も~俺様☆天然~
とりあえず、
あたし達は二人組で動く事にした。


もちろん
アタシと陸。
文花とヨッシー
そして青依と縦畠君。


「って何で
コイツを連れてきた訳!?」
「仕方ねえだろ。
triplet dateなんだから。」
「まだそれを言い続けるか。
大体アタシも諒弥も
この場にふさわしくないでしょ??」
腕を組んで超不機嫌オーラを出す青依。
それはまるでモデルさんが
ポーズする姿に似てる。



「でもお前等幼なじみなんだろ??
久しぶりの再会を祝って
パアーッと遊べばいいじゃねえか。」
そしてそれに懲りず
なおも青依と言い合うヨッシー。
ある意味その無神経さと
根性は世界一かも。




「変な事言わないで。
アタシと諒弥はただの元隣人。
そりゃ一夜を共にしたり
夜とか迎えに来てもらったり
一緒に帰ったりはしたけど………
それはただの誤解よ!!」


「陸~。
【一夜を友にする】って何??」

「杏。
お前はまだ
出会っちゃならない世界だ。」

「アタシの存在が汚れてるみたいな
言い方しないでよ。」


だから!!
夜を友にするってどういう意味!!

まぁこんな風に悩んでると






グチャ


「あ~。
ギャアギャアうっせえな。
とりあえずアイスでも食っとけ。」

今まで黙ってた陸が
ヨッシーの口にアイスを入れた。

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