アイドル様の秘密☆
「すみません。
で、誰なんですか??」
俺は問い掛ける。
『もうすぐ楽屋つくからちょっと待ってて!!
通話料が勿体ないわ』
そう言って電話は一方的にきられてしまった。
「マネージャー何だって??」
ヨシトが聞いてくる。
会話の内容を一通り話すと、ふーん、と興味なさそうに返事を返して黙りきってしまった。
俺はもう一度女子高生二人に目を向ける。
アオは、どこの高校??彼氏いる??などの今この状況に明らかに関係ない事を質問中。
興奮していた女の方は目をキラキラさせながら答えている。
その横で相変わらずおろおろしている一回り小さい女。
本当に小さく、肌は白く髪も色素が薄いのだろう。
茶色っぽくて、癖毛なのかふわふわしている。
『守ってあげたくなる女』
とはまさにこいつみたいな女の事なんだろう。
俺はそんな事を考えていた。
「咲虜ー!!!!!」
この声は。