鳥籠
第1楽章
あの頃は、まだまだ何も知らなかった。
ただ ただ 窮屈で退屈な誰も愛してくれない… ひとりぽっちで可哀相なカナリアだと想っていたの。


大空を眺めて 歌うの外の世界を夢みて…。


そこが どんなに 醜く歪んで混沌とした世界とも知らず…。
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