姫のさがしもの。


彼の息づかいが
少しだけ荒くなってきた。


彼はたぶん
興奮してる。



私はそれが
嬉しくてドキドキした。


互いの鼓動が
ドキドキと

シンクロするように
高まっていった。



宮岸さんは

もう一度、
顔を近づけてきた。
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