†シークレット・ラブ†

その瞳が、まるで少年みたいで


その瞳に吸い込まれたからなのか

あたしの警戒心が
徐々に薄れていくのを感じた。



「じゃあ…お言葉に甘えてお借りします」



普段のあたしなら
絶対言わないような言葉。


その前に、まず男の人に手を引かれて

そのままノコノコと雨に濡れたからとはいえ


付いて来るなんて事はまずしないだろう。


あんな事があったからなのか?

それとも彼の成せる技なのか?


素直に彼の言うことに応じる自分は一体何なんだろう?




< 142 / 265 >

この作品をシェア

pagetop