†シークレット・ラブ†



そのときだった…


フワッと暖かなぬくもりに包まれ


ビクッと体に緊張が走った。




えっ──…!?


──…どうして──…!?




「泣きたい時は
我慢しないで
泣いていいですよ──…

涙は──我慢するものじゃないから──…」




耳元で囁かれた
その言葉に




留めておいた
自制心や何もかもが





崩れ落ちるように




椅子から崩れ落ち





まるで子供のように





泣き叫んだ──…






暖かい


彼の腕の中で──…





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