†シークレット・ラブ†


「誠司…わたし…」

「やめろよ…」



「わたし…あなたじゃないと…

あなたじゃないとダメなの!

あなたから離れた
わたしがバカだったの!


あなたから
あなたから離れられるなんて

そんな事


少しでも思ってしまったわたしがバカだったの…

離れて気づかされた

あなたの存在の大きさに




わたし…
凄く後悔した…



もしも、あの頃に戻れるなら


わたし…


何もいらない!


あなただけいてくれれば


わたし…


何もいらないから!



わたしのそばにいて…



わたしのそばにいてください…」



そう泣き崩れながら
懇願する彼女の姿が胸に突き刺さり

あたしは…



「祥子!?待て!」



この場から


2人から



逃げ出した…。





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