†シークレット・ラブ†


次の瞬間


唇に…柔らかい感触を感じた…



軽く


触れるだけのキス…



唇が放れ

瞼を開けると
切ないぐらいに
潤んだ瞳であたしを見つめていた…



そして


もう一度

顔がゆっくりと近づいて




今度は長い口づけをした…。



何度も
何度も



角度を変えながら

口づけられる度に

いつの間にか
あたしの腕は
先生の…
彼の首の後ろにまわり


彼の腕は

あたしの体を
強く抱きしめていた…。





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