†シークレット・ラブ†

どうして…そんな事を聞くの?


「今…1人なんですよね?」


えっ?どうして?あたしが1人だという事を知っているの? 驚いた表情で彼を見つめた。


「どうして…その事を…?」



「さっき…偶然真奈美さん達に会ったんです」


「真奈美達に…?」


彼は、小さく頷いて、あたしの瞳を真っ直ぐ見つめた。


「真奈美さん達から、あなたがこの街に来ている事を聞きました。そして…あなたがご主人と別れて、1人で暮らしているという事も…」



彼が、そう言い終わるのと同時に、あたしの体は、彼に引き寄せられていた…


「あっ…」



「もう…二度と離したりしない…」



きつくギュッと抱きしめられて…彼の鼓動がドクンドクンと聴こえてきた。


これは夢でも…幻でもなく…現実なんだ…。




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