†シークレット・ラブ†


「どうぞ──…」


細く長い指で、注がれたミルクと

角砂糖が、珈琲の中で混ざり合っていく。



「ありがとうございます。頂きます」



スプーンで軽く混ぜて、一口含んだ。




「──…美味しい。。。」



「そう?良かった。」



そう微笑む笑顔



また、あたしの心
掴んで離さない──…





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