†シークレット・ラブ†


「お先にありがとう」


しばらくして、お義母さんが、お風呂から上がり、気持ち良さそう笑顔で

「ちょうど良かったわ、おかげで疲れが吹き飛んだみたい」と言った。

麦茶をコップに注ぎ、渡しながら


「そうですか、良かったです。お茶にしましょうか。コーヒーと、紅茶、どちらがいいですか?

それとも、緑茶にしますか?」



「久しぶりに、祥子さんのミルクティーが飲みたいわ」


「はい。分かりました。グッスリ眠れるよう、生姜入りのミルクティーにしますね、最近少し夜が冷えてきますから、飲むとポカポカしてあったまりますよ」



「ありがとう、頂くわ」


「はい。」




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